【恭加の「THEATRE for ALL 」感想文】第80回(最終回) 3年間ありがとうございました

2024年12月27日

こんにちは。恭加 (きょうか) です。

恭加がご紹介する、バリアフリー オンライン劇場THEATRE for ALL新しいウィンドウで開くの作品。

3年間続けてきた感想文も今回が最終回となります。

最終回にあたり恭加からのごあいさつです。

ー-------------

3年ほど書かせていただいていたコラムも、今回で終了になります。


小学生の頃作文の宿題が一番大嫌いで、夏休みの最後の最後まで残して毎年お母さんに怒られていたり、大学を選ぶ時卒論を書かなくて良い大学を選んだり。そのくらい文章を書くことに強く苦手意識があったので、コラムを書かせていただくことが決まった時は嬉しさと同時に書くことができるのが正直不安でした。


THEATER for ALLの動画をたくさん観て、私の生活ではあまり観ることのない作品にたくさん触れることができました。


「多様性」「アクセシビリティ」そんな言葉も知らなくて最初は言葉の意味を調べながら動画を観るなんてこともありました。


障害者について知ってるようで全然知らなかったんだって様々な動画を観て実感しました。


障害者と健常者で大きく分けられ壁があるように感じるが、ここから障害者でここから健常者でという括りは誰かが作ったものであり、明確な境界線なんてないんだろうなって思います。


そんな私も、今までずっと生きづらいと思って生きてきました。

例えば、私は忘れ物が多く、常に気を張っていないと何かを忘れてしまいます。

傘なんてよく無くすし、リュックサックを忘れたり、誰かに買ったお土産なんてほぼ100%の確率で家に忘れてしまいます。

好きなこと以外のことや、関心の持てないことには集中できなかったり。注意不足でミスをよくしてしまったり。自分の体の幅の感覚がわからなくて体をいろんなところにぶつけ、あざをたくさん作ってしまいます。


なぜ自分だけこんなに変なんだろうって思っていましたが、このコラムに取り組む中で、自分はADHDに近いのかもしれないと感じるようになりました。

私のファンの方はそんな性格なのが私だと、それを個性だと受け入れてくれていて、それを笑ってくれるから私も少しずつそんな自分を好きになれました。


ADHDだからとかじゃなくて、それをその人の性格であり個性だと誰もが受け入れ、認め合えることができる世の中になるともっとみんな生きやすくなるのになと思います。


今はまだそうやって障害者と健常者で分けていないと、生きづらくなってしまう環境があるのが事実です。もっともっと障害について知るということからはじめ、そういうものを全部取っ払って、障害者ではなく個性だねって誰もが言える世の中になってほしいと心から思います。


3年間、コラムを読んでいただいた皆様本当にありがとうございました。毎回読んでくださったり感想書いてくださったりとても嬉しかったです。


そしてこんな素敵なコラムを毎回書かせていただける環境を作ってくださったサニーバンクさんには感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

ーーーーーーーーーーー

コラムを書いていただいた恭加さん、

読んでいただいた皆さん、ありがとうございました。

ページトップへ移動