サニーバンクの座談会
サニーバンクでは、会員を対象としてリアルな意見を聞く、「座談会」のサービスを提供しています。 一般的に座談会はグループインタビューとも呼ばれ、3人~6人程度の参加者に2時間程度話を聞くというものです。サニーバンクでは一人を対象に1時間程度 話を聞く個別インタビュー (デプスインタビュー) も承ります。また、会場に集まって行うインタビュー、ZOOMなどのツールを利用してオンラインで行うインタビューなども対応可能です。
座談会とは?
マーケティング調査には定量調査と定性調査があります。 定量調査はWEBアンケートに代表されるように仮説を量的に検証したり、多くの人の意見を集めたりしたいときに行われます。
定性調査は対象者の言葉や行動、心境など、数値化できない情報の収集を目的で行われます。
定性調査の代表的なものが座談会 (グループインタビュー) に代表されるインタビュー調査です。 インタビュー調査には座談会は複数の参加者に話を聞きますので、一方、定性調査は定量調査では聞きにくい、人の行動、心情、表情、関連情報などを聞くことができます。
定性調査では定量調査で注目した生活者の本音や意見の背景を深く掘り下げ、仮説を肉付けしたり、定性調査で抽出された仮説を定量調査によって検証するなど、定量調査と定性調査を組み合わせた調査を行います。
定性調査は大きくわけて、1対1で話を聞くデプスインタビュー (個別インタビュー) と参加者が6名程度のグループインタビュー (フォーカスグループインタビュー) があります。
定性調査は、対象者が1名~6名程度ですので、定量調査のように多くの人に意見を聞くことはできず、分析やまとめにも時間がかかります。
サニーバンクへご依頼いただくメリット
多くの調査会社やマーケティング会社などが座談会参加者の募集・選考 (リクルーティングといいます) を行っています。
それぞれの会社の登録会員や知り合いのつて (機縁といいます) などで参加者のリクルーティングを行いますが、会員のほぼ全員が障害者という組織はサニーバンクのみ、といってもよいと思います。
また、座談会の参加者は「何をするのだろうか」「どんなことを聞かれるのか」と緊張して座談会に臨みます。緊張をほぐし、リラックスした雰囲気で話を聞くことで参加者の本音が出やすくなります。
サニーバンクでは障害のある方に業務を依頼した経験に基づき、障害特性を理解した上で、参加者から意見を引き出せるように座談会を進行いたします。
座談会の結果報告はサニーバンクの見解を含めたご提案を記載し、ご依頼者様の業務にお役立ていただけるように尽力いたします (※報告書の有無についてはご依頼時のご契約にもとづきます)。
サニーバンクの座談会の事例
研修会場についての座談会
- 報告書例
研修時に利用した施設について研修参加者に意見を聞きました。 このときは2グループに分けてグループワーク形式として、話し合った内容をグループごとに発表する形としました。研修の一環でもあり、活発に意見交換がされました。
ブラインドeスポーツについての座談会
この座談会はZOOMを使用してオンラインで実施しました。
視覚障害をお持ちのサニーバンク会員7名に参加いただき、視覚障害の方がゲームにどのように取り組んでいるか、視覚障害の方が求めているゲームは何かなどについて話を聞きました。
オンラインで実施でしたので、日本全国から参加いただきました。 オンライン座談会ではご依頼元企業様とご相談の上、ZOOM・Skype・Teams その他最適なツールを選択して実施いたします。
座談会参加者の声
「日頃感じていたことを伝える機会ができてうれしく思います。自分の意見によって改良された商品やサービスに触れる日が楽しみです。」
「自分の意見が直接活かされる機会なのでやりがいを感じます。最初は緊張しましたが、参加していたみなさんと話しているうちにどんどん意見が出てきたのが楽しかったです。」
サニーバンク他サービスとの連携
サニーバンクの他サービスと一緒にご活用いただくことも可能です。
(例1) サニーバンクの座談会とユーザビリティテストを一緒にご依頼いただく場合 ユーザビリティテストを行い、その後、ユーザビリティテストをおこなっていただいた方に座談会に参加していただきます。ユーザビリティテストで挙がった意見の背景や心情なども聞き出すことができますし、ご依頼者様より対象者に直接ご質問いただくことができます。 さらに文字起こしを一緒にご依頼いただいた場合は、座談会の内容を文字データとして納品いたします。後日、社内での情報の共有やその後の展開にお役立ていただけます。
(例2) サニーバンクのアンケート調査と座談会を一緒にご依頼いただく場合 アンケート調査を行い、アンケート調査で注目した意見やその背景に基づいて仮説を設定します。座談会では仮説や意見の背景などを掘り下げたることができます。 また、逆に座談会で出た意見を仮説として、アンケート調査にて仮説を検証する、などアンケート調査と座談会を組み合わせてご依頼いただくことも可能です。