【サニーバンク会員アンケート報告】交友関係についてのアンケート
「交友関係についてのアンケート」
2020年9月
よく会うのは「障害のない友達」。 友達には「日常的な会話」「趣味などで一緒に過ごしてほしい」 障害については「(友達に)伝えている」人が88%。
- サニーバンク会員である障害者の交友関係と友人についてどのように考えているか、アンケート調査を実施しました。
- 対象者:サニーバンク会員
- 調査方法:WEBアンケート
- 調査期間:2020年5月12日~7月26日 (回答数52)
「調査結果」
Q1. あなたが家族以外で普段よく会う方をお答えください。 (複数回答)
「障害のない友達」が一番多く、「同じ (似た) 障害を持つ友達」「医療機関、リハビリ施設などの職員」「よく行く店舗などの店員・スタッフ」が続きます。
「その他」の内容は以下のとおりです。
A型作業所 職員 同僚/回答者と同じ障害を持つ家族がいる友達/勤務先のパートさん/趣味の音楽教室の先生/就労継続支援A型の同僚と支援員/恋人 (聴覚障がい者)
Q2. あなたがメール、電話、LINEなどでよく連絡を取る方をお答えください。 (複数回答)
「障害のない友達」「似た障害を持つ友達」「違う障害をもつ友達」が上位3回答でした。
「その他」の内容は下記のとおりです。
- 恋人・彼氏 (3回答)
- 仕事関係 (3回答)
- 当事者の会のメンバー (2回答)
- 親戚の叔母さん
- 回答者と同じ障害を持つ家族がいる友達
Q3. あなたが友人に対して期待することをお答えください。(複数回答)
「日常的な会話」が43回答、「趣味などで一緒に過ごしてほしい」が41回答と多く、続いて多かった「障害についての理解」は18回答でした。
「その他」の回答内容は以下の通りです。
- ネガティブではなく期待することは止めました。以前は共感を期待していました。
- 趣味などで、知識を高めあいたい
- 精神疾患になる前のように接してほしいと思っている
Q4. あなたは友達にご自身の障害や症状について伝えていますか? (ご家族以外に一人でも伝えている方がいる場合は「はい」とお答えください。) (単一回答)
「はい」(つたえている)の回答が88%でした。多くの方が友達(家族以外)に障害や症状について伝えている様子がわかります。
Q5. あなたが友達と一緒によく行うことをお選びください。(複数回答)
「メール、LINEなどで連絡を取り合う」が一番多く、「一緒に出かける」「SNSで連絡を取る、コメントしあう」が続きます。
その他の内容は以下の通りです。
- 友達はいない (4回答)
- オンラインゲームをプレイする
- 会っていません。
- 必要に応じて電話でも連絡を取り合う。
まとめ
アンケートの結果から障害者は健常者の友人、同じ障害のある友人、異なる障害のある友人との交流が多く、障害については9割近くの人が友達に伝えていることがわかりました。 しかし、障害について友達に伝えていない人が約1割いたり、「精神疾患にかかる前と同じように接してほしい」という人がいたりするなど障害を気にしない交友関係を求めている様子も見受けられます。 友人には「手助け」「情報提供」を求める意見もありますが、「会話をする」「趣味などを一緒に楽しむ」という意見が多く、一緒に過ごすことを求めていると感じられます。
回答者属性
(その他内容/メニエール病、線維筋痛症、適応障害)
本調査に関するお問合わせ先
株式会社メジャメンツ サニーバンク事務局
sunnybank@measurements.co.jp
障害者専門クラウドソーシングサービス サニーバンク
https://sunnybank.jp/
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