【ゼネラルパートナーズ様×サニーバンク共同アンケート報告】防災についてのアンケート

2020年12月4日

防災についてのアンケートイメージ

ゼネラルパートナーズ様×サニーバンク共同実施「防災についてのアンケート」

2020年12月

今後発生を心配する災害は地震・台風。 障害に関連した災害対策は「ない」が80%以上。 避難所のプライバシーについて心配をする声が多い。

この度、株式会社ゼネラルパートナーズ様とサニーバンクが合同で「防災についてのアンケート」を実施いたしました。結果をお伝えします。


  • 対象者:ゼネラルパートナーズ様会員およびサニーバンク会員
  • 調査方法:WEBアンケート
  • 調査期間:2020年8月25日~8月30日 (回答数232名)

 「調査結果」 


Q1. あなたが最も備えが必要だと思う災害はなんですか? (単一回答)Q1.あなたが最も備えが必要だと思う災害はなんですか?

「地震」という回答が一番多く69.8%、台風12.1%、大雨・洪水11.2%に続きます。 

たびたび起こる大震災や近年増えている台風被害を反映していると考えられます。 「その他」の内容は以下のとおりです。

  • 上記内容全て (2回答)
  • 透析中に起こる全災害の対策
  • 新型コロナ

Q2. あなた、またはあなたの同居のご家族が防災対策として実施していることをお答えください。

Q2防災対策として行っていること

「飲料水の備蓄」が56.9%で一番多く、「食料の備蓄」49.1%,「家具などお点灯・落下防止」43.5%が上位3位の回答でした。

 「特になにもしていない」と回答した人も19.5%いました。 

「その他」の内容は下記のとおりです。

  • 防災アプリの導入 (4回答)
  • キャンプ用品を備えている (2回答)
  • 電池を多めにストックしている (2回答)
  • 常備薬を多めに持つようにしている (2回答)

Q3. 防災対策として実施していることであなたの障害に関係して備えていることはありますか? (単一回答)

Q3.障害に関連した対策

「ある」回答者が11.9%、「ない」回答者が87.7%でした。 

防災対策として、障害に関係して備えていることがある人が多いと想定していたので意外でしたが、災害の対策ということではなく、常に備えているため、「ない」という回答が多かったとも考えられます。 

障害に関係して災害に備えていることは「薬」が11回答と一番多く、「連絡手段の確保」「避難経路の確保」と続きます。

備えている内容は以下の通りです。 (自由回答の内容を分類しました)

Q3.備えている内容

全回答内容は以下のとおりです。

  • 緊急時の「避難手段確保」について、スタッフ、自治体との連絡手段、緊急避難経路の確保
  • 現在マンションを借り上げたグループホームに住んでいます。入居者の服用してる薬の把握 、パニック、過呼吸の対応など
  • 持ち出し袋に、障害のことを書いたものを入れてある
  • 自治体の避難要援護者名簿に登録済み。
  • 障害の特性上、医療器具がないと生活ができません。それらの医療器具は専門販売店でしか購入が出来ず、災害時などはすぐに調達して貰うことが難しいと思われるため、避難用のリュックに予備を入れてあります。また、普段も極力持ち歩くようにしています。
  • 病院から貰った透析データを携帯している・近隣の透析施設一覧表を携帯している
  • 常備薬、感覚過敏対策のグッズを防災用備蓄箱に入れている。
  • 補聴器用電池の備蓄
  • パニックになると思われるので、できうる限りの準備をしておくこと。
  • 飲料水は蓄えながら定期的に買い替えている。懐中電灯は各部屋の、暗くても手にしやすい場所にある。どこで被災しても大丈夫なように3日分の薬と薬局でもらう薬の説明書を持ち歩いている。
  • 緊急連絡と避難先の同一確認
  • 車での移動
  • 食事と透析期間の延長。そして機器さえあれば一人で透析できるように準備している。
  • 睡眠導入剤を最低1週間分は切らさないようにしている
  • 東京電力による非常用電力確保。
  • 難聴なので警報の案内及び警報が聞こえない。
  • 避難所に行かない。
  • 避難所に行けないので車が必須になる。ガソリンを満タンにしている。
  • 服薬している持病の薬の確保
  • 補聴器電池
  • 枕元に手回し式のライト(ラジオ付き)、すぐに持ち出せるおせんべいなどの腹持ちする菓子、車、いつも持ち歩いているバッグにスマホの充電器を必ず置いている。
  • 薬の予備をもっている
  • 予備の杖を用意している。
  • 連絡方法をメールのみにしている。東日本大震災の時に電話、FAXが使えなかったので。

Q4. 今後、防災対策として実施したいと考えていることをお答えください。 (複数回答)

Q4.今後対策したいこと

「家具などの転倒・落下防止策」(103回答)、「食料の備蓄」(102回答)、「飲料水の準備」(100回答) が100回答以上あった内容です。

食料・飲料水の準備を重視している人が多いようです。 その他内容は以下のとおりです。

  • うさちゃんのご飯とお水、停電になっても大丈夫にしている。(ペットについて3回答あり)
  • 持病の薬を一か月分ほど備蓄(薬に関する回答2回答)
  • ローリングストックの実践
  • 北海道の地震を経験しているため、停電の対策として乾電池を多めに備蓄。
  • かかりつけ以外の、近隣病院を把握する。
  • 実際の訓練への参加
  • 新コロナ感染、インフルエンザへの準備と覚悟
  • 転居
  • 避難場所での情報収集方法の確認
  • 保険関係、被害後に受けられる生活再建支援について理解をふかめる 緊急時の「避難手段確保」について、スタッフ、自治体との連絡手段、緊急避難経路の確保


Q5. 今後、災害が発生した場合に避難する際、あなたの障害に起因する支障はあると思いますか? (単一回答)

Q5.災害時障害による支障 

「あると思う」45.1%、「ないと思う」28.5%、「わからない」26.4%という回答内容で、「あると思う」と考えている人が約半数でした。  


Q6. 前問で「あると思う」と回答された方にお聞きします。どのような支障があると思いますか? (自由回答)

Q6.災害時障害による支障自由回答

自由回答で聞いた内容を分類しました。 

「避難所での不安」と回答した人が一番多く、「受診・薬などの不安」「パニック」が続きます。 

災害でパニックになるのではないか、無事避難できるか、避難所になじめるか、必要な医療ケア・薬・医療機器が得られるか、非常時の情報収集ができるか、周囲とのコミュニケーションができるか、といった不安が多いようです。 

自由回答の内容は以下の通りです。

  • 義足使用者なので走って逃げることが不可能、避難先で好奇の目にさらされる、避難先のトイレなど。
  • 車椅子使用でエレベーターが必要なので、垂直避難が出来ない。高齢の親と同居でもあり、避難が色々な面で難しい。体力がないので高齢の親を説得して避難するまで時間がかかる。避難して何も無ければ、次回は避難しないという精神状況になるから、本当に危機を感じない限り避難できない。しかしそのときはおそいかもしれない。
  • ひとり暮らしで電動車椅子なので階段などを使って避難できないこと。
  • 災害時には普段歩いている道とは道路状況が大きく変わっていることが予測されます。 電柱などが倒れそうになっている、電線が切れて垂れ下がっている、地割れが起きている。 もちろん、我々視覚障碍者にとっては停電による音響信号の停止などもあるでしょう。そういった中で安全に単独歩行することは難しいので、近所との連携、職場との連携、学校との連携。 そういったことがしっかりできる体制は作っておきたいです。とはいえ災害時は誰もが自分のことで手いっぱいになりがちですから、難しいかもしれないですけど…
  • 長距離を歩くのが苦手で医療用酸素が必要で、人工呼吸器と違って電力が必須なので、例えば消防団などの付添が会っても避難所にたどり着けるかが不安。
  • 被害状況や安全な避難経路が視認できないこと
  • 独りで、家族とも疎遠。近所付き合いもないので、孤独死を連想する。
  • 避難と合わせて透析施設を探す必要がある
  • 聴覚過敏がひどいので、避難所に居続けることが難しい。言葉で伝えるのが苦手なので、困り事が伝わらず動けなくなる可能性がある。
  • エアコンが使えずに体温調整ができない、お風呂に入れずに体がいつもよりかゆくなる、復旧の見通しが立たずにパニック
  • 災害時自殺せず避難所にいるとしたらパニック後など落ち着ける空間を求めると思う。
  • 発達・精神障害は見た目で分からないとよく言われるので、頼るより自己対策しなくてはと思います。
  • 補聴器の紛失・利用不可によるコミュニケーションの問題
  • しゃがむことができないので、それについての配慮(居場所、トイレなど)がなされないと思うので心配です
  • 避難したあと、出される食事が、塩分やリンが高くて合わないかもしれない。
  • 防災無線や防災放送、車からの放送は全く聞こえない。 音声での伝達は壊滅的。
  • 電動車椅子の充電が出来ない事
  • ライフラインの断絶による、ペースメーカーの遠隔装置の通信障害や日々の内服薬の確保
  • 様々な情報が飛び交うなかで、正しい情報を見分けられるか不安
  • 正確な情報が得られないこと 筆談や手話でないと不安
  • いつまでも病院に通えなかったら診察してもらえず薬の処方もしてもらえない。
  • 障害内容を告げた場合阻害される可能性あり
  • 発生時点から将来へ向けての不安感、喪失感、戸惑い等。左記の状況から精神疾患特有の症状が顕在化すること。
  • 免疫抑制剤の家庭内在庫、透析施設の被災

Q7. 今後、災害が発生した場合に避難所ですごすことを想定した場合、あなたの障害に起因する支障はあると思いますか? (単一回答)

Q7.避難所で過ごす際の支障

「あると思う」が約56%で一番多く、「わからない」24.3%、「ないと思う」19.3%でした。

 「ないと思う」回答者が約20%だったのは想定外でしたが、避難所で過ごすこと自体があまり想定されていないとも考えられます。


Q8. 前問で「あると思う」と回答された方にお聞きします。どのような支障があると思いますか? (自由回答)

Q8.避難所での支障自由回答

自由回答で聞いた内容を分類しました。 

「受診・薬などの不安」が一番多く、「設備(の不安)」「パニック」が続きます。

 避難所での移動やトイレの不安、プライバシーが保てるかなどを不安視する意見が多く見受けられました。

 自由回答の内容は以下の通りです。

  • 移動、排泄、食事など生活全般
  • しゃがむことができないので、それについての配慮(居場所、トイレなど)がなされないと思うので心配です
  • シャントがあるので、針穴を清潔に保たないといけないが、お風呂に入れないと、針穴からばい菌が入って、敗血症を起こす危険性がある。
  • 免疫が低いので感染症の危険
  • 排泄障害があるため、避難所でのトイレの使用に不安があります。
  • 環境が違うから、何をどうしていいか分からず混乱すると思われる。
  • 電気も使えないのでC-PAPなどの在宅医療や、常用している飲み薬などのストックがあるかどうか。
  • 酸素の供給。
  • 病院で薬がもらえない、人が大勢いて気疲れする、暑さ・寒さに対応できるかどうか
  • 運動制限があること。
  • 腰痛も患っているので力仕事や寝るときの姿勢
  • 障害者用トイレの確保、電動ベッドがない場所には避難できない。冬は温度管理が出来る場所が必要。
  • 人工股関節を入れていますので(片方だけ)、椅子がなければ立ったり座ったりの動作がちょっと辛いですね。
  • 装具を付けているので土足で入りたいが、たぶん無理だと思う。
  • 体育館等で床に直に座るのが長時間にわたると、足の痛みが悪化しそう。
  • 段差歩行しにくい
  • 歩行困難
  • 和式トイレが使用できないので、和式トイレしかなかったり洋式トイレの数が少なかったりすると、困ると思う。
  • 車いす用トイレ、ベッドの有無。体に痛みがある為、床に降りて体を横たえる生活は無理。
  • 着替えやトイレなどが一人でできないためヘルパーさんがいない状態になると安心して避難所で過ごせない。
  • 避難所などでの集団生活のストレス、医療機関への定期的な受診の困難
  • 既往の不眠症による避難先での不眠症状、その他の既往症の薬が不足する可能性がある。
  • 常備薬が無くなる
  • 食事の管理、衛生面の管理、透析施設への通院(距離が近いかどうか)
  • 長期の避難所生活で内服薬が切れてしまった際、手に入らないと命取りになる。
  • 避難場所での精神的な安定を保つ事が困難。
  • 補聴器の故障、紛失
  • 免疫抑制剤の家庭内在庫、透析の確保
  • 医療用酸素に対応する機器の準備があるか、それを動かす電力が確保されているかが不安。
  • 受診できなくなると薬がなくなり、不眠や不安発作を起こしそうだと心配している。
  • 多くの避難民が集まる避難所でパニックを起こしたり、不眠になってしまう可能性がある。 また、服用している薬剤が容易に入手することができなくなる可能性がある。
  • 補聴器の電池の入手不可
  • 支援物資の受け取りなどでのアナウンスがあってもわからないので一人で受け取りできない等
  • 食料の配給を考えただけで、聴こえないので困るほかルールにしても分からない
  • 適切なコミュニケーションが取れないと思うのと、耳からの情報に頼れないので、間違いなく情報弱者になります。てんかんの発作を起こす可能性は十分あるし、薬が無くなれば困る。
  • ラジオでの情報を受け取れない 呼び出されても聞き取れず、呼び出しに応じられない恐れがある
  • 音声でのコミュニケーションは取れない。 被災直後から落ち着くまで、筆談して貰えるとは思えない。
  • 音声絡みで伝達されると全然わからない。 一般の人が障害に関して理解するのは期待できない。少しでも喋れると、音声でコミュニケーションを取ろうとする。書きたがらない人が多い。聴覚障害者はエリアをまたいで1箇所か複数箇所でまとめた方が、情報の伝達には良いのではないか。
  • なれていない場所・人に慣れるまで時間が掛かる。睡眠がとれないと発作を起こしやすい。
  • パニック、過呼吸、知らない人間とは無理。死にたくなる。
  • 避難所での緊張感、不安感、喪失感、戸惑い等。左記の状況から精神疾患特有の症状が顕在化すること。
  • 人が多い場所、物音が多い状況でパニックを起こしやすい 不眠が強くなる
  • ストレスにより睡眠障害が悪化する懸念
  • プライバシーが守られない。
  • 障害内容を告げた場合阻害される可能性あり
  • 人が密集した空間が苦手なので、一人になれる時間やスペースが持てなくなることでのストレスが蓄積すると思う。
  • 睡眠不足でてんかん発作が起きると思う
  • 精神障害(うつ病)からくる自律神経の不調により、不整脈・下痢・聴覚過敏・貧血・めまいなどを起こす。また、ストレスから睡眠障害や摂食障害を起こす。とにかく、ざわついたところがダメ。
  • 知らない他人が一か所に集まるということは、頭の中をクールダウンしたい時に、雑音や人の話し声が聞こえて、考えがまとまらなかったり。「うるさい!」と叫んでしまうかもしれない
  • 地域の復興活動に積極的に参加できない。
  • 聴覚過敏からくるストレスでの不眠症、着るものや布団などの肌触りのこだわりの強さからくるストレス。環境のストレスなどで不安がひどくなりそう。
  • 疲れやすい、寝つけない
  • 被災している状況で、人のたくさんいる避難場所での落ち着いた行動がとれるかが不安である。 避難所などでコミュニケーションを行うこと
  • 嗅覚過敏
  • ストレスに極端に弱いので、避難先でどうなるか不安
  • ひとりごとが多く、落ち着きがなく頻繁にうろついたりするので、挙動不審と思われて周りの邪魔にならないか
  • 視覚障害の人だけでないことは当たり前なわけですが、健常者の方と一緒に過ごすことによる精神的なストレスが一番大きいと思います。 手助けしたい健常者と、建物内の位置把握ができて自由に動くことができるようになった視覚障碍者との意思疎通の困難。 また、炊き出しがきてもなかなかその場に自力でいけないといったことも出てくるでしょう。避難所の方と仲良くなるにも緊急時で自分たちも含め他の方にも余裕なんてないかもしれません。 そういった中でどうするかというのが課題だと思います。
  • 他の集団と過ごさざるを得なくなると、障害に対して理解を得るのが困難
  • 聴覚過敏がひどいので、避難所に居続けることが難しい可能性がある。言葉で伝えるのが苦手なので、困り事が伝わらない可能性がある。動けなくなる可能性がある。

Q9. 災害時にどのような支援を求めますか? (自由回答)

Q9.災害時に求める支援

自由回答で聞いた内容を分類しました。 「(避難所のスペース、トイレなどの)設備上の支援」「医療の支援」「食事の支援」が一番多く、それぞれ27回答でした。 

自由回答の内容は以下の通りです。

  • 心理カウンセリング。被災関連の証明書作成方法(行政手続き等)の支援。相互の励ましあい。
  • お互いに距離をとることのできる、避難所の運営。
  • お互い命を大切に、まず自分自身がいつも目覚めていたい!
  • お風呂を優先的に使わせてもらうのと、食事の内容に配慮が欲しい。
  • さぼっているわけではないが、体調のことがあり、避難行動に制限があることを理解してほしい。
  • しゃがむことができないので、それについての配慮(居場所、トイレなど)
  • とっさの判断が難しいので避難誘導をして貰えると有難い。
  • プライベートのスペースを十分にとれる避難所
  • もし災害時自殺せずにいるとしたら、パニック後など落ち着ける空間が欲しい。
  • 安否確認と避難所への移動、もしくは援助物資の対応、医療用機器の支援などをお願いしたい。
  • 移動の補助・介助
  • 医療(小型透析器)
  • 荷物の置き場所や寝る場所などの固定
  • 希望する避難地まで交通費などの支援
  • 既往症の薬が不足する前に薬の確保をしてほしい。
  • 緊急連絡網(ケースワーカー、ヘルパーなど自分の自宅の近くの方との連携)
  • 個室を用意して欲しい
  • 呼びかけなど情報も必要です
  • 光や文面など視覚で得られる情報の支援が欲しい
  • 困り事アンケートなどをとってもらったり、障害向けの短期在所先などがあると良い
  • 支援者が、事前にお願いできるようなシステムの構築を作って頂きたい。
  • 車いすで使用できる避難所の確保。そこまでの移動も支援して欲しい。
  • 手話支援、筆記支援
  • 受診出来る病院の手配と移動手段
  • 処方箋などの制度の柔軟な運用。
  • 障がい者への配慮。具体的にパニックに陥らないように周囲の目が気にならないようにプライバシーの配慮をしてほしい。
  • 障害でもリスクを負っている人を優先に助け合いの精神でいてもらいたいです。(とくにおみ足が不自由なかた)
  • 障害に起因するストレスへの対応・ヒアリングやカウンセリング、医療機関受診の援助
  • 障害や医療ケアが必要な人は一般の人とは別の避難所に行けるようにして欲しいです。
  • 障害者や高齢者等、移動にも避難生活にも困難がある現状の認識の上での計画等の策定
  • 常備薬の処方
  • 情報の周知をツイッターなどその場でのアナウンスで終わりにしないで代替手段でも発信してほしい
  • 人工透析をしている病院等の情報が知りたい
  • 水や食料他の物資の持ち運び
  • 世帯ごとのパーティションのある避難所
  • 正しい情報を得たい
  • 精神科医の派遣。看護師や臨床心理士などが被災者のメンタルケアを行っているところはあるかもしれないが、精神疾患の診療にあたる医師に来てもらいたい。
  • 声を大にして「この中に障害者がいますので皆さんお手伝いのご協力を」などという必要はないと思っています。かえって避難所の皆さんに気を遣わせてしまうし、我々も気を遣うからです。 なので、避難してきた早々そんな余裕もあったもんじゃないかもしれないですが、簡単な自己紹介を通じたちょっとした交流の場、コミュニケーションの場を意図的に作っていただけると気持ちが楽かもしれません。 できれば1避難所ひとまとめの交流ではなく…いや、それも大切ですが、3家族ぐらいのグループを作っていただけるとお互い気も必要以上に遣わなくなるのかなーというイメージです。
  • 静かな個室、あるいは個別ブースを用意して欲しい。静かな環境で横になれるよう、静かで平らな場所とマットが欲しい。
  • 他の健常な人と比べると障害があるので支援して頂けるとありがたいが、実際に災害にあったことが今までないので、どのような支援といっても思い浮かばない。
  • 他人と接触しない
  • 他府県 他市町村の安全な場所に避難し居住 入所などさせてほしい
  • 通常の避難所で過ごすのが難しい。自宅で過ごすうえでの支援があるといいと思います
  • 電源がある場所への避難先を教えて欲しい。
  • 透析施設の近くの避難所に入れるように配慮して欲しい
  • 内服薬がすぐに望む量、手に入るようにして欲しい。
  • 避難所へのお誘いやめて下さい。
  • 避難場所への誘導
  • 筆談に応じてくれる職員を常設して欲しい。 連絡はホワイトボードに書き出して欲しい(放送での伝達は止めて欲しい) 個々のエリアで個別対応していたらきりが無いので(絶対健常者から不満や文句が出てくる)、出来るだけ一箇所か数カ所に聴覚障害者をまとめて効率よく対応して欲しい。


まとめ

近年多発している大型台風や記憶に新しい震災などの心配をする声が多く聞かれました。 避難所で集団で過ごすことの不安や設備、医療や薬などについての不安の声が多かったと感じています。 今回、障害のある人からの意見でしたが、高齢者や災害によって体調の悪化した人にもあてはまることであると考えられます。みんながそれぞれに災害にそなえつつ、行政や地域の災害対策も求められます。


回答者属性

回答者属性

本調査に関するお問合わせ先 

株式会社メジャメンツ サニーバンク事務局

sunnybank@measurements.co.jp

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