【社長ブログ】2 新年のご挨拶
あけましておめでとうございます。
旧年中はサニーバンクはじめ、いろいろとご愛顧いただき誠にありがとうございました。
2022年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年の抱負を漢字一文字で表すと「先」
先手を打つ
昨年はいろんなことが整理されておらず、常にバタバタで、気がつくと実行できていない施策が沢山ありました。本当、忙しいというのはダメですね。余裕があった方が効果的な施策を選べるので忙しい時より結果が出せると思います。今年はやらないことをもっと増やして「先手を打つ」を意識していきたいと思います。
効率化の一歩先を考える
効率化だけを図ると「無駄を省く」「単純化する」といった考え方になってしまいます。その結果がファストファッションやコンビニのお弁当に代表されるように廃棄のような無駄が増えてしまいます。一歩先を考えるとまた違った施策が出てきます。
ちょっと長くなりますがその一例を記述します。
ファストファッションの場合、大量生産をベースとするため大きいサイズや小さいサイズのようなマイノリティは切り捨てられ、マジョリティに的を絞って売れる人に売れる価格で早く市場に出して効率的に販売しています。その結果、廃棄が生まれたり、マイノリティの方は対象にならなかったりといった問題も散見されます。例えばこれを「大量に作る」という視点から逆張りして「注文生産でいかに最短で届けるか」に視点を移します。そうすると「工賃の安い海外で大量に作って輸送する」から「国内でAI制御の自動織機を大量に並行して作る仕組みを構築する」になります。結果、初期費用はかかるものの工賃や輸送費が減らせ、何より廃棄がゼロになります。そして、ここからが大事なところですが、AIを使った自動処理で注文生産を実現することで今まで対象外になっていた大きいサイズの人や小さいサイズの人、手が不自由で着脱が大変な人、車椅子の人向けのオプション、視覚障害者向けの色合いを触覚で判断する仕組みを作るなど、ターゲットが「全ての人」に拡がります。今の時代であればこのような一歩先を見据えた行動ができると思います。
これは一例ですが、効率化の一歩先を考えると打つ施策は大きく変わると思っていて、そういう施策が打てるようになりたいと思っています。
先生にたくさん会う
「先生」にはいろんな意味があります。「自分より先に生まれた人(≒自分よりも経験豊富な人)」という意味もあります。私はこれに「先端を生きてる人」という意味も加えたいと思っています。私がやったことのない事や知らない分野でもその最先端にいる人、スマホを使い込んでる人やVRに詳しい人などもそうです。白杖に詳しい人もそうですし、車椅子に詳しい人もそうです。私が敵わない知識やスキルを持ってる人はみんな先生です。先生に沢山出会い、感謝し、繋がり、輪を大きくしていくことが自分の幅を広げていくことと直結していると思っていますので、そういった方々にこれからも沢山会いに行きたいと思っています。
正月からちょっと固い話になってしまいましたが、そんなこんなで今年も変わらず頑張りますが、頑張り方を変えていきたいと思っています。
ということで
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2022年1月1日
株式会社メジャメンツ
代表取締役
上濱 直樹