株式会社メジャメンツ「株主総会リアルタイム字幕サービス」を開始

2024年10月8日

~三菱UFJ信託銀行株式会社主催のオープンイノベーションプログラムによる共創から新サービスを構築、提供開始~

株式会社メジャメンツ(所在地:東京都中央区、代表取締役:上濱 直樹、以下「メジャメンツ」)は、株主総会をオンライン配信する際にリアルタイムで字幕を提供する「株主総会リアルタイム字幕サービス」(以下、「本サービス」)の運用を開始しました。

■「株主総会リアルタイム字幕サービス」とは

最近はAI音声認識エンジンを利用した字幕表示の活用が増加していますが、AIを活用しただけでは正確に表現しきれない箇所が存在します。「株主総会リアルタイム字幕サービス」では、AI音声認識エンジンを利用した字幕に対し、修正スタッフが修正をおこない、より正確な情報を伝えるサービスとなっています。特徴としては、メジャメンツが運営している障害者専門クラウドソーシングサービス「サニーバンク」に会員登録している障害当事者(主に発達障害者や精神障害者)が修正スタッフとして稼働します。聴覚に障害のある人への配慮を他の障害のある人が対応する(補い合う)環境を構築している点が他社にはない特徴となっています。

■本サービスを開始するきっかけ

本サービスを開始するきっかけとなったのは、2022年10月、三菱UFJ信託銀行株式会社(本社所在地:東京都千代田区丸の内、取締役社長:長島 巌、以下「三菱UFJ信託銀行」)の提供するプログラム『Mitsubishi UFJ Trust and Banking Corporation Open Innovation Program2022』に採択されたことによります。採択後、三菱UFJ信託銀行との共創のもと、サービス化に向けて効果実証を続け、2024年6月には、日本郵船株式会社、本田技研工業株式会社を含む3社の定時株主総会において、本サービスを提供し、実運用を開始しました。

■今後の展開

今後は、三菱UFJ信託銀行と連携し、三菱UFJ信託銀行が株主様向けに提供しているオンラインサイト「Engagement Portal」で開催される株主総会において、より多くの企業に本サービスが導入されていくことを目指します。また、株主総会に限らず主要な説明会などでの字幕提供や、リアルタイム字幕サービスに限らず、招集通知や議決権行使等のアクセシビリティ向上に関してもサービス拡張を図っていきます。

■メジャメンツについて

メジャメンツはウェブサイトコンサルティングやアクセス解析支援、ウェブアクセシビリティ診断を行うコンサルティングファームです。2018年に障害者専門クラウドソーシングサービス「サニーバンク」サービスを開始し、「障害者だからこそ出来る仕事」「障害者でもやりたい仕事」を創出するためにクラウドソーシングシステムの整備・拡大に取り組んでいます。また、2022年10月に有料職業紹介業を開始し、障害者雇用支援も行っています。


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