ウェブアクセシビリティ診断

THEATRE for ALLが提供するさまざまなフォームのウェブアクセシビリティを診断致しました

大切なユーザと運営元をつなぐ大きなコミュニケーションポイントの1つである入力フォーム。

フォームと一口で言っても、お問い合わせフォームや新規会員登録フォームなど、その内容はさまざまです。

今回はprecogさまが運営するTHEATRE for ALLの中でも「フォーム」にフォーカスし、その使いやすさについてウェブアクセシビリティ簡易診断をおこないました。

precogロゴ画像

株式会社precog

テーマ: フォームのウェブアクセシビリティ簡易診断

業種: 様々なイベントの企画や運営をするパフォーミングアーツの制作会社

規模: 50名以下

提供サービス: ウェブアクセシビリティ診断

URL: precogのトップページへリンク

「フォーム」のウェブアクセシビリティ簡易診断

サニーバンクでは「ウェブアクセシビリティ簡易診断」というサービスを展開しています。

この簡易診断ではウェブページ5ページをそれぞれ異なる障害のある6人の会員がチームとなり、アクセシビリティ上の問題がないか等をチェックするという形が基本になっています。

今回は特に「フォーム」とそれに関係するページに特化して診断を行いました。

お問い合わせや商品購入等で利用する「フォーム」は、ユーザーとのコミュニケーションに欠かせない大切なものです。アクセシビリティやユーザビリティの面で、特に気を遣うコンテンツではないかと思います。使えるかどうか、使いやすいかどうか、さまざまな環境でチェックを行いました。

以下のようなフォームやページを、視覚障害(全盲・弱視)、発達障害、精神障害、上肢障害のある会員が診断しました。

  • 新規会員登録フォーム
  • ログイン・ログアウトフォーム
  • SNSログインフォーム
  • サブスクリプション(支援会員)案内ページ
  • サブスクリプション(支援会員)登録フォーム
  • サブスクリプション(支援会員)退会フォーム
  • 「割引クーポン」利用フォーム
  • 「視聴制限解除クーポン」利用フォーム
  • 作品購入・お支払いフォーム


診断結果

サニーバンクの会員は、その障害に応じてさまざまな利用環境でウェブを利用しています。

主に以下のような点についてチェックしました。

  • フォームの使い方を理解できるか
  • 入力必須項目かどうかわかるようになっているか
  • 入力形式(ひらがな・カタカナ、半角・全角、ハイフンの要・不要など)が入力する前にわかりやすく示されているか
  • 入力内容を送信前に確認できるか
  • 入力内容にエラーがあった時、適切に伝えられているか
  • 無事に送信できたことがわかるようになっているか
  • スクリーンリーダーなどの支援技術を用いてもフォームが利用可能か

フォームへ誘導するページやフォームの入力ページ、入力確認ページ、フォーム送信後に表示されるメッセージや自動送信されるメールの内容など、フォームを利用する際のステップの全てをチェックします。

さまざまな環境で使えるかどうかだけでなく、使いやすいか、理解できるか、安心して申し込みや作品の購入ができるか、など、診断者からあげられたさまざまな意見をお伝えし、改善に活かしていただきました。

サニーバンクのウェブアクセシビリティ簡易診断

サニーバンクのウェブアクセシビリティ簡易診断は、視覚障害、発達障害、精神障害、肢体不自由、聴覚障害などの障害のあるユーザーが、実際にそれぞれが普段利用している環境でウェブページを利用し、利用してみての良い点、改善して欲しい点など、リアルな意見をレポートします。

今回フォームに特化してチェックを行ったように、お客様の要望に応じて、診断するページや診断するユーザーの障害、利用環境を選定することも可能です。

レポートはウェブアクセシビリティの専門家で、障害当事者でもあるアドバイザーや、サニーバンクのスタッフが確認し、特にウェブアクセシビリティ上問題となる点については、優先的に改善すべき点としてご報告いたします。

障害のあるユーザーが実際に自社サイトを利用できているのか知りたい、障害のあるユーザーの生の声をきいて改善に活かしたい、などという場合にぜひご利用ください。

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