アクセシビリティ (バリアフリー) 診断
サニーバンクでは、施設や商品などの使いやすさ・利用しやすさ(=アクセシビリティ)を障害者が診断するサービス、「アクセシビリティ (バリアフリー) 診断」をご提供しています。
障害者は、一人一人異なる障害の状態に応じた、さまざまな観点をもって施設や商品を利用しています。
本サービスでは、さまざまな障害特性を持つサニーバンク会員当事者が、多様な観点で対象の施設や商品を実際に利用し、アクセシビリティを診断します。
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施設診断
サニーバンク会員が対象の施設を訪れ、利便性や使用感などを報告します。 -
商品診断
サニーバンク会員が対象の商品を使用し、使いやすさや改良してほしいポイントなどを報告します。長期のホームユースを行ったり、複数人が集まった場で意見を聞いたりするケースもあります。
施設診断・商品診断いずれも、アドバイザーのコメントを交えてレポートします。
サニーバンクの「アクセシビリティ診断」表記について
バリアフリー・ユニバーサルデザイン・ユーザービリティという語句に比べ、アクセシビリティは「製品やサービスの利用しやすさ」という意味合いが強いため、この用語を選択しています。
それぞれの意味合いに重複する部分もありますので、サニーバンクでは広い意味での「アクセシビリティ」としてお客さまの視点に立ち、なおかつ障害者の視点に立って有効なご提案をさせていただきます。
- バリアフリー: サニーバンクでは、多様な人が社会に参加する上での障壁をなくすという意味合いで使用しております。
- ユニバーサルデザイン: 文化・言語・国籍や年齢・性別・能力などの違いに関わらず、出来るだけ多くの人が利用できることを目指したデザインという意味合いで使用しております。
- ユーザビリティ: 使いやすさ・使い勝手の良さに加えて、受け手側にとっての見た目・操作性が含まれることもあります。
- アクセシビリティ: ウェブサイトでいうと端的にアクセスのしやすさを意味しますが、製品やサービスでいうと利用しやすさという意味でも使われます。
アクセシビリティ診断に携わるアドバイザーをご紹介します
徹底して「障害者の目線でのアクセシビリティ診断」を遂行するため、アクセシビリティ診断に携わるアドバイザーをご紹介します。
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武者 圭 (むしゃ けい)
大学生のときから視覚障害者としてサウンドスケープを研究し、まちなかの音環境への提案、公共施設の誘導サイン音のデザインなどを行っている。また、軽度呼吸不全や骨生育不全など複数の重複障害をもつ経験から、幅広い観点でバリアフリーやユニバーサルデザインについての提案や助言・講演や執筆をおこなっている。
京王電鉄の視覚障害者用音サイン設置アドバイザー、音案内JIS(JIS T0902)検討委員会委員等を歴任し、国立競技場や成田空港のユニバーサルデザインにもかかわっている。福祉のまちづくり学会の活動を中心に、音サインや音環境に限らず、ICTの側面も合わせた様様な課題に取り組んでいる。
施設診断報告例
アクセシビリティ診断ご利用の流れ
ご提示している診断事例以外にも、さまざまな形でアクセシビリティ向上のためのお手伝いをしています。
障害当事者の意見をききたい、意見を取り入れてよりよいサービスを提供したいという場合に、ぜひご相談ください。
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1
事前のご相談
株式会社メジャメンツ サニーバンク アクセシビリティ担当スタッフからヒアリングを行い、ご要望に応じて診断ページの選定や診断方法等の条件をご提案します
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2
見積・発注
お見積り後、ご発注いただいた案件につきましては、すべて 株式会社メジャメンツ が受注いたします。サニーバンク会員との調整や作業の進行等は メジャメンツ担当スタッフにおまかせください
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3
納品
診断報告書は メジャメンツ より納品致します。アクセシビリティ診断については、発注から納品まで最短10営業日の期間をいただいています。
※サニーバンクで障害者の「がい」という文字は、当事者アンケートにより漢字表記で表記統一しています
(「障がい者」および「障碍者」という表記を『障害者』という表記で統一しています)。
ご相談からご納品までの期間は案件により異なります。
アクセシビリティ診断に関して、まずはお気軽にご相談ください。
サニーバンクのつよみや活用例などを
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