【サニーバンク会員アンケート報告】「生活の中でのお困りごとについてのアンケート」2020年-2022年比較
「生活の中でのお困りごとについてのアンケート」
2020年と同内容にてアンケート実施。
「生活の中で不便を感じている」回答者は2020年96.3%→2022年 93.3%
2020年、2022年とも「労働・雇用」の不便を感じている回答者が一番多い。
サニーバンク会員である障害者は日々どのようなことで困っているのか、「生活の中でのお困りごと」についてアンケート調査を実施しました。
2020年にも同内容でアンケート調査を実施しています。
2020年の調査結果はこちら。
- 対象者:サニーバンク会員
- 調査方法:WEBアンケート
- 回答数 60
2022年10月
「調査結果」
Q1. 普段の生活で障害が理由で不便だと感じることはありますか? (単一回答)
2020年の調査の際は「よくある」回答者が46.3%でしたが、2022年は43.3%とわずかに減少しています。
回答者の半数が「たまにある」と回答しているのは2020年、2022年共通です。
「よくある」「たまにある」回答者の合計は2020年の96.3%から
2022年93.3%とわずかに減少しました。
また、「あまりない」回答者が2022年のほうが増加しています。
Q2. 障害のためにお困りになったことがある場面をお答えください。 (複数回答)
2020年は「労働・雇用」85.2%、「交通機関」55.6%、「買い物」50.0%、
2022年は「労働・雇用」78.3%、「買い物」50.0%,「交通機関」48.3%と、上位3回答は同じでしたが、回答者の割合が異なっています。
その他の回答内容を下記します。
【2022年】
- 生活全般。ルーティンが苦手で毎日決まったことができない
- 恋人を見つけること
- イベント参加、サービス利用
- 家
- 収入がない
- 郵便ポストに郵便物とチラシが届くのですが、ときどき大量に届いたときに必用なものがあるかどうかの仕分けに苦労します。全盲なので文字認識アプリで確認することが多いのですが、複雑なレイアウトや装飾が多いものなど目を借りなければならないことがあります。
- ヘルパー事業所探しに苦労している。
- 人間関係
- 音に過敏なため、選挙時期はこころが落ち着かないです
- 図書館、スポーツ施設など
- 家庭(家事)
Q3. 公共交通機関で困ったことがあればお答えください。 (複数回答)
上位3回答が2020年は「人混みが多く移動しにくい」57.4%、「事故やトラブルなどの突発的な情報を得にくい」31.5%、「行先、切符を買ったりするのが困難」16.7%でした。
2022年は「人混みが多く移動しにくい」51.7%、「行先、切符を買ったりするのが困難」21.7%で半数以上の人が移動しにくいと回答しているのは共通していました。
また、2022年は「公共交通機関で困ったことはない」と回答している人が20%以上となっています。
2022年のその他内容を下記します。
【2022年】
- 駅まで距離がある上に舗装されていない道を歩かなければならないので一人ではアクセスしにくい
- アナウンスの多さや音量の大きさが苦痛で、内容が把握できないことが多いです。
- どの車両に乗ればいいか理解できない
- いろんな音が聞こえてくるため健常者より疲れやすい
- 視線が辛い、人の話し声等が自分に対してじゃないかと疑ってしまったり、騒々しく感じる
- 尋ねるにも駅員がいない。
- 聴覚過敏で騒ぐ声を聞くと疲れる
- 雑踏のざわざわとした音が心に悪い。
- 広告にLEDや動画が使われていることが多くなり、感覚の疲労が起こりやすい。
- 閉所暗所が怖いので連絡通路などで通れないことがある、新幹線など窓が開かない車両が苦手
- エレベーターの場所が分かりにくい。指定席の番号が見えない。
Q4. 公共交通機関で困ったことの対処のために行ったことをご記入ください。 (自由回答)
自由回答の内容を掲載します。
【2022年】
- 人に頼る(2回答)
- ICカード、ネットなどをよく使うようになりました。
- 白杖をいつも以上に多く使うようになりました。
- ICカードのチャージをする券売機のパネルが見づらい。その対応として駅員さんに操作をお願いした。
- あきらめる。
- イヤホンで音楽を聴く。人混みの多いところや若者などのおしゃべりが多いところでは、早歩きしてできる限り早く通りすぎる。遠回りする。逃避する。
- できるだけ、スロープ、エレベーター、エスカレーターを探す。人混みは避ける
- ナビアプリを使う
- なるべく公共交通機関を使わない。 身内と一緒に行く。
- なるべく周囲に注意を払う
- ノイズキャンセリングイヤホン(Air Pods Pro)でかなり楽になります
- ノイズキャンセリング機能のあるヘッドホン、フルワイヤレスイヤホンを付ける(通勤だと後者が多い)
- バスのオンライン時刻表が読みにくく、希望のバスに乗れなかったので、どんな点が読みにくいかをバス会社に連絡した。
- マメにメモを取るようにした
- ゆっくり移動した
- 駅の場合は先にエレベーターを探してから行くし、飲食店なら階数とエレベーター有無を調べる。 パソコン使えないからスマホで辛い。
- 駅員にサポートをお願いする。ヘルパーと外出する。
- 可能なら近くの人に状況を尋ねます。
- 現在はsuicaにチャージさえしていれば大体の移動がスムーズにできるためあまり困っていない。
- 公共交通機関で困ったことはありません。
- 混み合う時間帯や乗り場を避ける、地下鉄やバスを使わず歩けるときは歩くなど
- 混んでいるとたっているだけでも苦労する
- 市販のライブ用耳栓をつける
- 事前にエレベーターの位置など調べてから行く
- 事前によく下調べをする(撮り鉄さんの動画を見るなど)
- 耳栓を探す(アナウンスが適度に聞こえるもの)
- 自家用車で移動している
- 人が多い場所には行かない
- 人に聞く。なるべき自由席を使う。
- 人込みが多いとパニック障害の発作が起きないか不安になる。そのため、人込みを避ける様にしてる。
- 人混みなどが解消するまで、その場にとどまる(出勤など、時間がない時はできないので、困る)
- 人混みを避ける、案内板をしっかり見る
- 人流についていく
- 前もって調べていく。
- 体調が悪い
- 聴覚過敏があるため混雑時はイヤホンなどをつける
- 店員さんや、時には見知らぬ人に手を借りる。事業所探しは継続中。
- 田舎ということもあり、最近は公共交通機関を利用していません。
- 買い物は、総菜のにおいが苦手でスーパーに入れない時がある。宅配にした。
- 白杖をついていても、歩きスマホなをしていたり、気にしていないようでよけてくれない。
- 面倒でも口頭で確認するように心がけている。
- 妄想があって人目が気になるので、人の多いところはならべく誰かと一緒にいく。家ではきになるときは窓を閉める。
- 立っていることによる疲労を軽減するため、可能な時は短時間でも着席する(人目が気になる時は、ヘルプマークを付ける)。視覚過敏が最もつらいので、できるだけ目を閉じて過ごす。
- 流れの中で混む場所を避けて移動するようにした。流れの中央は混むので端を移動するや、階段を使うなど。
- 冷静になるために気持ちを落ち着かせる
Q5. 障害が理由で学校や教育の場で困ったことをお答えください(複数回答)
2020年の上位3回答は「クラスになじめない(なじめなかった)」51.9%, 「教材が利用しにくい(利用しにくかった)」16.7%, 「学校や教育の場で困ったことはない」14.8%でした。
2022年は「通学路、校内が段差がおおいなどアクセスしにくい(アクセスしにくかった)」78.3%, 「教材が利用しにくい(利用しにくかった)」51.7%、上位3回答が2020年は「人混みが多く移動しにくい」57.4%、「トイレが使いにくい(使いにくかった)」11.7%でした。
2022年は「通学路、校内が段差がおおいなどアクセスしにくい(アクセスしにくかった)」「教材が利用しにくい(利用しにくかった)」と回答した人が多く、「学校や教育の場で困ったことはない」の回答者が少なかったのが特徴的です。
「その他」回答内容を下記します。
【2022年】
- その時は障害を持っていなかった(2回答)
- 階段の上り下りが、理科の屋外実験などに間に合わず、参加できなかった。辿り着いたら終わっていた。
- 学生時代は精神疾患はありませんでした
- 教師が味方になってくれない。理解してくれないし、緊張感が強くてうまく話せないのに(なじめないのは)「あなたが悪い」とか言われていた 。正当な評価をもらえない。
- 校内でケガなどがあっても学校の責任にはしないという旨の書類にサインした。
- 宿題ができなかったり、忘れ物が多く恥ずかしい
- 障害の状況を説明しても理解してもらえず、サボった扱いをされてしまったことが多くある。
- 大学生の時具合が悪くなり医務室の校医を尋ねたが、発達・精神障害に明るくない校医だったようで、落ち込むことを疾患と扱ってもらえず、余計につらくなった。また、一人暮らしをすることによって発生する困難やストレスを相談する場がなかった。
- 比較的勉強好きで成績も特待生だったが、宿泊行事や遠足に参加出来ず大学の推薦が付属大学すら受けられなかった
- 勉強についていけない
- 補助の人を頼んだら入学を取り消された。
- 鬱で登校できず、高校三年生で中退
Q6.学校や教育の場での困ったことの対処のために行ったことをご記入ください。 (自由回答)
自由回答の内容を掲載します。
【2022年】
- あきらめる。
- あまり学校に行かなくなりました。
- クラスに馴染めないだけでいじめられているわけでもないので、中々周りからも理解されず不登校のようになってしまった。
- コミュニケーションが出来なくて一人浮いていた。何時も休憩時間は図書館に居た。
- これを対処と言えるかはさておき、小学校レベルの実験は教科書に答えが書いてあるため試験そのもので困ったことはなく、まったく気づかれなかった。
- ノイズキャンセリングイヤホンを使用
- プリント類を拡大コピーしてもらったり、試験の時間延長や個別受験をお願いした。
- ボランティアの方に拡大教科書などを作っていただいていました。 ルーペや単眼鏡などを使っていました。
- やめてほしいことを担任への連絡ノートに書いたが、そのことも含めクラス中に暴露され、困ったことへの対処もしてもらえなかった。
- 移動に時間がかかる旨先に伝えた。
- 学校でトイレに行かなかった
- 学校では要望を聞いてもらえたし、友人が助けてくれる校風だったので困ったことはない。
- 学校に行かない。(不登校)
- 学校以外の居場所を持つ
- 泣き寝入りするしかなかった
- 具体的な対処はない。努力しても何故か馴染めないし、今も馴染めない事が悩み
- 仕事が決まらない
- 児童精神科の受診
- 自分が代表になれる場所をつくりました。
- 初めから推薦は厳しく、付属大学も校風が合わないので諦める位なら同級生より良い大学へ行こうと早めにクラスを変えたし、キャンパス見学をして志望校を絞った。
- 人に頼む
- 先生がトイレ介助をしてくれたり、学校にスロープつけたりした。
- 相談できる教員や機関を頼った
- 対処できずに卒業してしまった
- 担任に相談などはしていた
- 短期間の間、保健室登校させてもらっていました。
- 当時は障害についての知識もなかったのでどうしていいのかわからなかったです。 今ならsstなど対人コミュニケーションの訓練の本を読んだり療育を受けたりして適応する方法もあると思います。
- 特になく、そのために学校生活が楽しくないものになってしまった。
- 入学後は友人にも恵まれ、トラブルはなかった。ただ当時は先天性障害者が地元の普通校に進学するのはまれだったせいか、先生方の私への接し方が腫れ物に触るようで淋しい思いをした(担任を除く)。
- 不登校になってしまいました。
- 文科省に調査を依頼した。
- 別の医師の診察を受けたがやはり理解されず、結果的に病状が悪化して退学せざるを得なくなった。
- 保健室に相談したりしたが、まだ病院にかかれていなかったので、そんなに効果的だったとは思えなかった。
- 保健室登校にする
相談できなかったり、相談しても対処してもらえなかったりという意見が多いようです。
Q7. 障害が理由で買い物で困ったことをお答えください(複数回答)
2020年の上位3回答が「悪天候だと買い物にいけない」29.6%、「欲しいものの棚や売り場に行くのに苦労する」25.9%、「店内、商品などの表示がわかりにくい」22.2%でした。
2022年は「欲しいものの棚や売り場に行くのに苦労する」31.7%、「障害が理由で困ったことはない」23.3%、「悪天候だと買い物にいけない」16.7%でした。
Q8.買い物の場での困ったことの対処のために行ったことをご記入ください。 (自由回答)
自由回答の内容を掲載します。
【2022年】
- あきらめる。
- インターネットで検索したり、買い物メモを作って売り場などを逐一確認しながら行動する
- オンラインショッピングを活用している
- サングラスをかけてパーカーのフードをかぶる
- 商品の棚と棚が近すぎて、通りずらいため、広くしてほしいと思ったことがあります。 荷物などを持っていると、棚にぶつかったりして、売り物が落ちてしまうことがあるから。
- なるべく慣れているお店や小規模の店舗に行く
- なるべく同じ店で買う。
- ネットスーパーなどの利用
- ヘルパーさんに売り物をどかしてもらったりした。
- まとめ買いするようにした
- もう少しゆっくり話してくれませんか?とお願いする。
- 一人で買い物しているときはなるべくイヤホンを使用する
- 家族に買ってきてもらうか、インターネットで買う。
- 休んで調子が良くなってから行く。
- 休憩しながら買い物をする
- 空いてる時間にいく。リュックなどで、両手は空けておく
- 広い店舗を利用する、店員さんに棚のものをとってもらう
- 行き慣れた店に行く ネットショッピングを活用する
- 困ったことがあれば問い合わせ窓口などに相談するようにしている。
- 時間がかかる前提で予定を組む
- 車の運転ができる家族や知人と行く
- 商品がたくさん並びすぎてお目当てのものが見つけづらいときは店員さんに聞くようにしています。でも最近は100均など店員さんが少なくなって店員さんを探すのにも一苦労するときがあります。 また照明の強さが気になるときはなるべく早く買い物を済ましお店を出るように心がけています。
- 障害が理由で買い物で困ったことはありません。
- 新しくできたスーパーに行く
- 身内と一緒に行く。対応は全部任せてしまう。
- 人が少ない時に行く
- 人にお願いする
- 体がだるい
- 店員がいれば尋ねますが、最近は人員が少ないせいか、用事をすませるだけになることが多いです。
- 店員さんが手の空いたタイミングを待つ。話しかけやすそうな方に声をかけて手を借りる。
- 店員さんに手伝ってもらう
- 店員にサポートをお願いする。ヘルパーに買い物を代行してもらう、またはヘルパーと一緒に買い物に行く。
- 店内を全て回る
- 同行者がいる時で心配な時は、レジに行く前に同行者に概算してもらう。
- 買い物リストを先立って作っておくとスムーズ に買い物できる
- 無人レジを使う
Q9. その他の場面で障害が理由でお困りになったこと、その対処として行ったことがあればご記入ください。 (自由回答)
困ったこと | 対処 |
---|---|
ADHDを患っているので、忘れ物が多い。同時に2つ以上の事が出来ない。言われた事はメモをしないと忘れてしまう。人込みが苦手。 | 仕事は都度確認をしながら行う。忘れない様直ぐにメモをする。その他の困り事はケースワーカーや職場の上司と相談する。 |
すべてのことに不自由さがある。 | 仕方ないとあきらめる。 |
パソコン操作ができない | スマホで対応 |
フラッシュバックによる楽しい感情がない。全てが作業 | 服薬、ログをつける |
ヘルパー事業所に対応の改善を求めたら。他へ移るよう返事された。 | 事業所の契約書を読み返した。苦情を入れても利用者に不利益な対応はしないと明記されていたので、相談員から注意してもらった。 |
ベンゾジアゼピンの離脱症状で仕事が困難 | ベンゾジアゼピンをがぶ飲みする |
マッチングアプリなどでの相手とのやり取り | マンツーマンの、コミュニケーション講座を受講 |
リュックにつけたヘルプマークを知らない男性に引っ張られて怒鳴りつけた経験がある | 怒鳴りつけた事で相手は立ち去ったが、ショルダーバッグの目につきやすい位置に変えると同時に定期入れ風のケースに入れて兼業先でクローズ就労の際は印字なしのSUICAで隠すことにした。 |
医者、美容院など、一対一で対面しなければならない場が苦手 | 我慢する。美容院には20年近く行っていない |
一つの部屋の中で複数のグループでグループワークする場合、他のグループの人の声などがいっぺんに入ってきてしまうので、自分のグループの人の声がなかなか聞き取れなかったり、耳をふさぎたくなるほど騒がしすぎて、症状が出てしまうことがある。 | トイレに行く。抜けさせてもらう。グループワークが始まる時に部屋から出させてもらう。最初から参加しない。 |
飲食店に段差等で入れない。 | 諦める。 |
下剤を飲むので急にトイレにいきたくなる | トイレに駆け込む |
外に出掛けたとき聴覚過敏でしんどくなることがあります。 | 映画館や騒がしい飲食店に行かないようにすること、場所を選ぶことです。 |
金銭面で苦労する | 金銭管理をしっかりする |
再就職を試みたが面接や就職後の通勤や人間関係等を考えると、なかなか行動出来ませんでした。 | 再就職を保留しフリーランスとして仕事を開始しました。 |
仕事がきまらない | 新聞配達しかない |
仕事が決まらない | 根気強く探した |
視覚情報や聴覚情報が多いイベントなどで疲れやすい | 色のついていないサングラスや耳栓を使う |
出産の際、視覚障害者をうけいれたことがない、十分にサポートできる人員がいないという理由で分娩予約を断られた。 | そのクリニックでの分娩は断念し、受け入れ態勢のある別の病院を探して出産した。 |
視覚情報や聴覚情報が多いイベントなどで疲れやすい | ノイズキャンセリングイヤホンを使用 |
笑い声や雑踏のざわざわした音が心につらい | ノイズキャンセリングイヤホンを使用 |
障害年金などの更新の際「取り消しになったらお金がない」と不安が強く出る。 | 当事者会や自助会に行き、参加者に不安感を聞いてもらい、同じような体験をした方の話を聞く。理解のある友人に話を聞いてもらう。 |
職場でスタッフの顔と名前が覚えられない | 面接でオープンにして、名札を付けてもらうようにした |
疲れやすい | 朝遅くまで寝られる生活リズムにする |
病院、役所、美術館など。 | とにかく交渉するしかない |
病院の会計 | 自分から対処はできなかった。職員がサポートしてくれた。 |
Q10. 障害によるお困りごとの解決のためにあったらうれしいとお考えの商品やサービスがありましたらご記入ください。 (自由回答)
自由回答の内容を掲載します。
【2022年】
- 障害を分かり易く視覚的に説明してくれるサービス。
- 人の話し声も遮るイヤホン。(私の声が小さいので)聞いている人には大きく聞こえる小型のスピーカーのようなもの。持ち運びしやすいもの。 もしくはそれに近い機能を持つAndroidアプリ(iPhoneには多いですがAndroidは少ないので) BGMや宣伝などのかからない時間帯があるお店 ・不安障害、対人恐怖、視線恐怖など、もしくは、HSPに対する対応方法などの研修(支援職や一般向けの)など
- LEDでもまぶしくない電子公告や、車のライトがあると嬉しい。 障害があると福祉サービスや行政的な手続きが多くなりがちなので、月~数年単位での「いつ、どこに行って(もしくはオンラインで)、何を行う必要があるか」「何分ぐらいで手続きが終わるか」「もしも不認定になった場合、何が変わるか」などが一覧で分かるもの、もしくは自分で書きこめるものがあると嬉しい。
- いたずらで引っ張ると大音量ブザーで周囲に注意を促すか「やめてください」「いい加減にしてください」と音声が流れるヘルプマークを開発してほしい。 私もヘルプマークを引っ張られる経験をして怒鳴りつける事で相手をやめさせられても、場面緘黙傾向のある方は恐怖で言葉が出ない方もいるし、危うく性的暴行被害に逢いかけた方もいるのでそういった商品があっても良いのではないかと思うし、ヘルプマークを引っ張ってはいけないものという認識も広まるのではないかと思う。
- いつでも視覚サポートが受けられること。
- お店に何人かヘルパーさんみたいな人を常備させる。
- ショッピング施設に飲食を伴わない休憩スポットが増える
- スマホやパソコンスタンド・長く座れる椅子などのレンタル。
- ノイズキャンセリングイヤホンが割引されると 助かります
- ヘルパー事業所の監査に入るときには、利用者の声も積極的に拾って欲しい。書類のチェックだけでは見えないことがある。役所の専門家による窓口は出向かなければならないので、電話での相談を受けて欲しい。
- ベンゾジアゼピン離脱症候群、薬害への理解
- やりたいことをあらかじめ伝えておけば、あとは全部会話も対応も代行してくれる信頼できるスタッフ。髪や服装などは夫ではわからないこともあるので
- 印刷物を減らし、チラシも含めて文字属性のあるデータになるといいと思ってしまいます。そうなれば、ペーパーレス化も進みます。
- 駅が少ない地域でコミュニティバスを増やして欲しい
- 家事援助
- 解決事例データベースがあったら良いと思う。
- 外の必要な音は聞こえて無駄な雑音がシャットアウトできるノイズキャンセルイヤホン(今でもあるのかもしれないですがお手軽な価格のがあるといいです) 収入を得て自立に向かうことは心身の健康にも大事だと思うので、サニーバンクさんもそうですが、精神等の障害を持ちながらも在宅でできるお仕事のマッチングサービスみたいなのが拡大したら良いなと思っています。
- 街中で静かな落ち着ける場所の提供。混雑具合情報や個室のリラックス空間の提供のようなもの。
- 客観的に妄想か現実か判断できるチェックシートや教室。 もう存在するけど、混雑度をインターネットでチェックできる場所が増えるといい。
- 現状の能力を肯定されるのではなく稼いでいく為のダブルワークやスキルアップのための講座などがほしい。 生活や仕事は回せてもそれ以外で困っている人の為のサービスや支援がないと感じる。
- 個人事業主になりたいが年金が止りそうでなれない。
- 困っているわけではないが、一緒に音楽をしたり、できるスポーツをしたりできるサークルのようなものが家の近くにあると良い。
- 雑音などが多いと他の人と話ができないことも多いので、マンツーマンで静かな場所を利用できる相談サービス
- 自動運転自動車、商店で商品の場所を案内してくれるアプリ、ネットでのショッピングをスムーズにしてくれるプラットフォームなど。
- 自分に対して、相手が思っている気持ちを翻訳する機器。
- 商品やサービスではありませんが、仕事をたくさん頂きたいと思っております。これにより気分が安定し、困りごとの解決に繋がるのではないかと考えております。
- 障害者が活躍できるサービス(職場?)がもっと増えればなお良いなと思います。
- 障害者のためのマッチングアプリ攻略講座
- 体調が悪い時休める休憩スペース
- 地域の内職の斡旋
- 日常生活上のトラブル(体調、車、住居など)が生じた際、どのように対処すればいいのか教えてくれるチャットサービス
- 悩みを気軽に相談できる窓口が欲しい
まとめ
2020年の調査に比べて「困っていることはない」と回答している人は増えているものの、障害者が困る場面があることには変わりありません。
2020年からの2年間で公共機関や行政のアクセシビリティが向上したり、テクノロジーに頼る人が増えたりした様子が見られます。
一方、コロナ禍の影響で人と接する機会が少なくなったことによる不便さに関する意見も挙がっています。
自由回答の内容から、これまで困ったことがあっても声をあげられず、声をあげても対応してもらえないという経験をしている人が多いことが見えます。また、困っていることの解消にITや技術に期待している様子もみてとれました。
回答者属性
障害特性その他内容
2022年
- HSP
- 線維筋痛症
- 聴覚情報処理障害
- 身体障害があるのに認定されない
- 難聴
- 高次脳機能障がい
2020年
- 基本的に体が弱い
- 線維筋痛症
- 適応障害、パニック障害
- 難病患者
本調査に関するお問合わせ先
株式会社メジャメンツ サニーバンク事務局
sunnybank@measurements.co.jp
障害者専門クラウドソーシングサービス サニーバンク
https://sunnybank.jp/
サニーバンクへの会員登録はこちらから