「ナビレンス」トイレ案内改善 第二弾完了のご報告(東京都済生会中央病院)

2024年4月24日

トイレ個室内写真 便座右側にサニタリーボックス

東京都済生会中央病院にて運用を行っているナビレンスを、もっと使いやお方向すくするために進めている「トイレ案内改善」。
以前ご報告した第一弾に引き続き、第二弾が終了しましたのでご報告します。

元の記事は「東京都済生会中央病院にて稼働中の視覚障害者向けアプリ「ナビレンス」について」をご覧ください。


第一弾の指摘事項をもとにアップデート

第一弾で当事者からいただいていたご意見を反映すべく、トイレ内を確認しました。

  • 流すボタンの位置
  • サニタリーボックスの位置
  • 荷物置き場、荷物かけフックの位置
  • 多目的トイレの鍵の位置

トイレの場所によって個室内のレイアウトが異なっていたのですが、トイレの位置を基準に個室内の説明を変更しました。

もちろん、第一弾の「できるだけ簡潔に。体言止め」で説明する、という方針は踏襲しています。

改めて見直してみるとトイレの個室といえど説明箇所は多いものですね。


サニタリーボックスが共通化されていました

第一弾で「男性用トイレの個室にもサニタリーボックスの説明が欲しい」という要望がありました。

第一弾当時はトイレの箇所や個室によってサニタリーボックスが異なっていたため、使用方法の説明に苦慮しましたが、第2弾で確認したところ、バリアフリートイレを含めた全個室で同じ仕様のサニタリーボックスが設置されていました。

済生会中央病院トイレ内サニタリーボックス 

ボックスに手をかざすとふたが自動で開き、時間がたつとふたが閉まるというものに統一されていましたので、使用方法の説明も統一することができました。また、操作方法も単純ですので、シンプルな説明で操作ができると思います。


今後も改善していきます

今後も、さらに多くの方が使いやすくなるように改善を続けていきます。

実際に行かれた方で、ご意見やお気づきの点がございましたら、お問い合わせフォームの「お問合わせ内容」の欄に感想や改善を記述してお送りください。

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